2011年07月31日

補聴器を使用するまでの流れ その1

専門の医師や店と相談しながら十分に調整した後で購入する

実際に補聴器を購入する場合は、まずはじめに耳鼻咽喉科を受診します。耳鼻咽喉科の中でも、特に補聴器に詳しいのが日本耳鼻咽喉科学会が認定する「補聴器相談医」です。2010年10月現在、補聴器相談医は全国に約4000人おり、最も人数の少ない県でも20〜30人はいます。

耳鼻咽喉科医が難聴の原因や程度などの診断を行い、その結果によって薬物療法、手術、補聴器の使用などから最も適切な方法が選択されます。

補聴器を使用する場合は、耳鼻咽喉科医と「認定補聴器専門店」などの補聴器の専門家が連携することによって、「補聴器フィッティング」が行なわれます。

通常、患者さんの住んでいる地域から通いやすい認定補聴器専門店を耳鼻咽喉科医から紹介されます。


☆補聴器相談医と認定補聴器専門店の探し方

◎補聴器相談医
日本耳鼻咽喉科学会のホームページ

「名簿検索」の「補聴器相談医名簿」から、都道府県別に補聴器相談医の名簿が閲覧できます。


◎認定補聴器専門店
財団法人テクノエイド協会のホームページ

「認定補聴器専門店認定システム」の「認定補聴器専門店一覧」から検索できます。











2011年07月29日

補聴器の進歩

小型化、軽量化に加え聞こえ方の機能が選択可能に

「加齢性難聴」が進んで生活に支障が出てくるようになると、「補聴器」によって聴力を補うことが必要になっていきます。

最近の補聴器の傾向としては、小型化や軽量化が進み、従来のものよりも装用したときの違和感が少なくなっています。

また、デジタル信号の処理技術が進歩したことにより、聞こえる音を調整できる様々な機能が開発され、使う人の生活環境に合った補聴器を選べるようになってきています。

補聴器が多機能化し使いやすくなっているとはいえ、ある人には必要な機能でも、別の人には必要のないこともあります。自分に合った補聴器を選ぶ為には、自己判断するのではなく、耳鼻咽喉科医や補聴器の専門家とよく相談しながら決めていくことが大切です。






2011年07月27日

顎関節症とは その8 (終わり)

◆セルフケアで改善しない場合

まず、かかりつけの歯科医に相談しましょう。関節やその周辺に炎症がある場合には、消炎鎮痛薬が処方されます。

また、歯ぎしりが強い場合には、マウスピースの装着が勧められる事もあります。必要ならば額関節症の専門医を紹介されることもあります。





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2011年07月25日

顎関節症とは その7

◆再発予防

顎関節症は、長い間の原因となる癖が元となり、ある日、ストレスなどのきっかけで症状が出る病気です。癖が直っていなければ、再発するおそれもあります。

再発予防の為にも、セルフケアを続けたほうがよいでしょう。ウォーキングなどの全身運動を行なったり、ストレス解消のためにリラックスすることも心がけてください。




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2011年07月23日

顎関節症とは その6

セルフケアで症状を改善し、予防にも役立てる

◆セルフケア

顎関節症は、適切な治療によって症状を軽くすることが出来ます。痛みなどの症状があったら我慢しないで、かかりつけの歯科医に相談しましょう。

そのうえで、患者さんが自分自身で病気の原因を理解し、修正していく「セルフケア」を行なう事が最も重要です。


◎関節が痛む場合

関節が炎症を起こしていると、口を動かすと痛むことがあります。痛みがあるときは、「硬いものを食べない」「傷む側で噛まない」「口を大きく開けない」などに注意しましょう。

痛みが治まったら、普通の食生活が出来ます。


◎あごの運動をする

筋肉に問題があるときには、咬筋のストレッチを行ないます。

・ストレッチ方法
指3本を縦に口の中に入れて、5秒間、筋肉を伸ばします。
入浴後や、蒸しタオルであごの筋肉を暖めてから行なうとよいでしょう。
5秒間以上続けると、逆に筋肉がこわばるので注意が必要です。


◎生活習慣を改善する

セルフケアの目的は、癖を直して症状を改善することです。食いしばり、片側で噛むなど、あごに負担をかける癖を直すことが大切ですが、意識していない癖を直すのは難しいものです。

そのため、あごに新たな動きをさせて、元からの癖を中断させる方法が有効です。

例えば、歯を食いしばっていることに気がついたら、「口をゆっくり開け閉めする」「口の中をなめるように舌を動かす」「チューインガムを前歯で噛んだり、舌で遊ぶように転がす」また、「肩を上げ下げしたり、回したりする」など、新しい動きを追加することで、食いしばりなどの癖を中断させるとよいでしょう。

このようなセルフケアによって、多くの場合、症状は約1ヶ月で改善され、頑固な例でも半年ほどで改善します。







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2011年07月21日

顎関節症とは その5

◆筋肉に障害がある場合

顎関節症は、あごの関節に障害があると考えがちですが、実際は、筋肉の緊張が原因になっている場合が多く見られます。

筋肉が緊張すると、下あごをつり上げ、結果的に関節に圧力が掛かります。すると、関節円板との引っ掛かりが強くなり、スムーズに動かなくなります。

また、筋肉が緊張すると、筋肉の中の血管が圧迫されて血流が悪くなり、筋肉を使うことによって生じる老廃物をうまく排出できず、痛みを感じるようになります。

筋肉がさらにこわばると、口を開けるときに伸ばされる筋肉が伸びにくくなり、口が開けられなくなります。

また、咬筋、側頭筋にコリコリした部分ができると、そこから、じっとしていても歯が痛い、頭が痛いなどの「関連痛」が起こることがあります。

そのような場合に咬筋、側頭筋のコリコリを押してみると歯の痛み、頭の痛みが再現されます。




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2011年07月19日

顎関節症とは その4

◆関節に異常がある場合

顎関節には、頭の骨と下あごの骨の間に、「関節円板」というクッションがあります。関節円板が本来の位置から前にずれると、口をあけるときに「カックン」と音がするようになります。

また、下あごの骨の関節部と、前にずれた関節円板との引っ掛かりが強くなると、前に動かなくなり、口が開きにくくなります。

さらに、関節の周囲には「滑膜(かつまく)」などの組織がありますが、これらが何らかの理由で障害されると、炎症を起こし、口を動かすときに炎症による痛みが生じます。




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2011年07月17日

顎関節症とは その3

筋肉の緊張が関節に影響を与える

症状が無くても、歯を食いしばったり、肩をこわばらせたりする癖がある人は、次のようなチェックを行い、あごの関節や筋肉に異常がないか調べてみましょう。


◎顎関節のチェック(あごの関節は、耳の前側にあります)

@左右の関節に両手の指を当てて、ゆっくり口を開け閉めします。関節が前に出てくるのを確認してください。

Aこのときに、「両方の関節が一緒に動くか」「痛みはないか」「音がしないか」をチェックしてください。


◎筋肉(咬筋)のチェック(咬筋は、あごの関節の少し下ににあります)

@左右の筋肉に両手の指を当てて、円を描くように回しながら押してみて、「痛みがないか」をチェックしてください。

Aゆっくりと噛みしめて、「左右の筋肉の厚みに違いがないか」「噛みしめたときにできる左右の“力こぶ”の大きさに差がないか」をチェックしてください。


食いしばりや歯ぎしりのある人は、普段から“筋トレ”を行なっているような状態なので、咬筋が鍛えられ、通常より大きくなっています。

また、噛みしめたときにできる頬の“力こぶ”の大きさが左右で異なる場合、大きい側の筋肉をより多く使っている事になり、片側で噛む癖があることがわかります。





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2011年07月15日

顎関節症とは その2

◆あごに負担のかかる生活習慣

顎関節症は、以前は「噛み合わせが悪いことが原因である」といわれていました。しかし、現在では、日常生活の中で、無意識のうちに、あごに負担をかける動作をしていることが原因ではないかといわれています。

あごに負担をかけた生活をしていないか、下記でチェックしてみましょう。

□ 気がつくと歯を食いしばっている。
□ 「歯ぎしりをしている」と言われたことがある。
□ 食べ物をいつも決まった側で噛む。
□ 朝起きたときに、肩こりや疲れを感じる。

1つでも当てはまる項目があれば、注意が必要です。当てはまる項目が多いほど、顎関節症を発症しやすいと考えられます。

ただし、このような日常生活の「癖」があっても、顎関節症の症状がすぐに現れるわけではありません。

こういった生活に、何らかのストレスが加わると、症状が現れやすくなります。例えば、ストレスから寝つきが悪くなったり、熟睡できなくなったりすると、歯を食いしばったり、肩に力が入った状態で寝ている為、朝起きたときに、肩こりがあったり、疲れが残っていると感じることがあります。

日常生活の「癖」によって症状が出る一歩手前の状態でいたところに、このような負担が加わることにより限界を超え、症状が出ることになります。





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2011年07月13日

顎関節症とは その1

あごに負担のかかる生活習慣や癖が原因

日本では、あごに何らかの症状がある人は、全人口の3〜7割に上るという調査報告があり、特に女性に多いといわれています。


◆顎関節症の症状

顎関節症とは、あごの関節や、その周辺の筋肉に障害が起こり、次のような症状が起こる病気です。

・あごを動かすと痛い
・食べ物を噛んだり、長い間しゃべるとあごが疲れる。
・口を開くと「カクカク」と音がする。
・口が開きにくい

このような症状が1つでもあったら、顎関節症が疑われるので、かかりつけの歯科医に相談しましょう。





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