2011年07月17日

顎関節症とは その3

筋肉の緊張が関節に影響を与える

症状が無くても、歯を食いしばったり、肩をこわばらせたりする癖がある人は、次のようなチェックを行い、あごの関節や筋肉に異常がないか調べてみましょう。


◎顎関節のチェック(あごの関節は、耳の前側にあります)

@左右の関節に両手の指を当てて、ゆっくり口を開け閉めします。関節が前に出てくるのを確認してください。

Aこのときに、「両方の関節が一緒に動くか」「痛みはないか」「音がしないか」をチェックしてください。


◎筋肉(咬筋)のチェック(咬筋は、あごの関節の少し下ににあります)

@左右の筋肉に両手の指を当てて、円を描くように回しながら押してみて、「痛みがないか」をチェックしてください。

Aゆっくりと噛みしめて、「左右の筋肉の厚みに違いがないか」「噛みしめたときにできる左右の“力こぶ”の大きさに差がないか」をチェックしてください。


食いしばりや歯ぎしりのある人は、普段から“筋トレ”を行なっているような状態なので、咬筋が鍛えられ、通常より大きくなっています。

また、噛みしめたときにできる頬の“力こぶ”の大きさが左右で異なる場合、大きい側の筋肉をより多く使っている事になり、片側で噛む癖があることがわかります。





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