2011年08月31日

カリフラワー 終わり

保存方法

花蕾を乾燥から守る為、葉は付けたまま、花蕾を小房に分けて、霧吹きで軽く湿らせた新聞紙で包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存します。

冬は4〜5日間、春・秋は2〜3日間保存できます。夏は買った日に食べるようにしてください。

小房に分けてサッと熱湯にくぐらせてから冷凍すれば、1ヶ月間保存できます。





2011年08月29日

カリフラワー その3

選ぶコツ

花蕾が白く、下葉が巻き込まれるくらい花蕾どうしに隙間が無いこと、中央がこんもり盛り上がった円形をしているものが良品です。

軸の切り口に穴が開いているものは水分が抜けています。葉がみずみずしいものを選ぶようにしてください。

花蕾が黄色く変色しているもの、花蕾に産毛が生えているものは鮮度が落ちていたり、収穫が遅れたりしたものです。






2011年08月27日

カリフラワー その2

茎もおいしい健康野菜

花蕾のまわりを覆っている葉をつけた茎、実はこれも食べられます。おすすめの料理はかき揚げ。よく洗ってから小口切りにして、たまねぎ、にんじん、えびなどとかき揚げにすると、、ほっこり甘くてなんとも美味な一品になります。このほか、味噌汁の具にも使えます。

同じ花野菜で緑黄色野菜であるブロッコリーのほうが栄養的に優れているというイメージがありますが、淡色野菜のカリフラワーは、体内の酸化を防ぐビタミンCや肌の保湿だけでなく、髪、爪を健康に保つのに重要なセリンというアミノ酸を豊富に含んでいる健康野菜です。






2011年08月25日

カリフラワー その1

白く綺麗なつぼみが特徴

カリフラワーはブロッコリーと同様、キャベツから派生した野菜です。裏返して軸の切り口を見てみると、キャベツと似ていることがよく分かります。

カリフラワーはこんもりとした白い部分を食べますが、ここは頂花蕾と呼ばれる花の蕾が集まった部分です。花の蕾を食べるので、ブロッコリーとともに“花野菜”とも呼ばれています。

10月下旬〜3月いっぱいが旬ですが、なかでも11、12月は寒さにあたることで甘さが増し、最も味がよくなるシーズンです。

20〜30年前は、花蕾を白く育てる為に、ある程度成長したら周りの茎と葉ですっぽりと覆って、花蕾に太陽が当たらないようにしていましたが、最近は太陽に当ててもあまり色づかない品種が使われるようになりました。

せっかく白く育てた花蕾も、強く押されるとすぐに黄色っぽく変色したり、黒い斑点ができてしまいます。扱うときは軸の下のほうを持って、ぺティナイフを軸の間に差し込むようにしながら軸を切って小房にわけるとよいでしょう。








2011年08月23日

野菜の摂取量を増やすコツ

どれか1つでも効果があるので、できることから取り入れましょう。

コツ1:蒸し炒めにして油脂とかさを減らす

キャベツなどの葉野菜類は、サッと炒めてからふたをし、しんなりとするまで蒸すと、かさが減り、たくさん食べれます。また、蒸すことで使う油脂の分量が減らせ、摂取エネルギー量も抑えられます。


コツ2:脂身の少ない肉で旨みを出す

淡白な野菜類は、肉と組み合わせると旨みが増し、おいしく食べられます。肉はできるだけ脂身の少ないもも、ヒレなどを選ぶのがポイント。肉の量が多くなると低脂肪の部位でもエネルギー量が増えるので気をつけましょう。


コツ3:電子レンジ加熱や茹でる調理法で、低エネルギーに

電子レンジにかけたり、茹でたりすることで野菜のかさがグンと減って食べやすくなります。この2つの調理法は、油脂を使う必要がないのが良いところ。よりエネルギー控えめの野菜料理がつくれます。


コツ4:油脂を含まないタレを工夫する

野菜料理の定番といえばサラダですが、ドレッシングをかけすぎると油脂のとり過ぎにつながることもあります。サラダ類をよく食べる場合は、油脂を使わないタレを作り置きしておくのも1つの方法です。


コツ5:汁の具材にして食べやすく

色々な野菜が入った具だくさん汁を献立に添えると、手軽に野菜の摂取量を増やせます。具だくさんにすると、1杯当たりの汁の量が少なくなるので、減塩にも役立ちます。和風の汁物だけでなく、洋風スープにしてもよいでしょう。




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2011年08月21日

野菜100gの目安量

100g当たりの野菜の目安量を知っておくと、調理のたびに計量しなくても、およその量がわかります。1日の合計が350gになるように緑黄色野菜、淡色野菜など、色々な野菜を組み合わせて使いましょう。


100gあたりの目安量

◎キャベツ・・・・・・2枚
◎たまねぎ・・・・・1/2個
◎きゅうり・・・・・・・1本
◎ほうれん草・・・・1/3ワ
◎にんじん・・・・・・小1本
◎トマト・・・・・・・・1個




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2011年08月19日

野菜料理

野菜の量は増やしても、エネルギーや塩分は控えめに

野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維の供給源となる食材です。毎日きちんと野菜を食べることが、健康維持の秘訣の1つといえます。

成人の場合、とりたい野菜の目標量は、緑黄色野菜と淡色野菜を合わせて1日当たり350gといわれています。ところが実際の摂取量は、野菜の摂取量の多い60歳代でも230g弱と目標にはとどいていません。

野菜は生で食べると、かさがあり、歯応えもよいために、たっぷり食べたと思いがちですが、意外に量がとてれいないことがあります。また、野菜の漬物は塩分が多く含まれていることが多く、食べ過ぎると塩分のとり過ぎになります。

1日に350gの野菜を食べるには、献立に野菜料理を1品は添える事が大切です。具だくさんの味噌汁にしたり、茹でてあえものにしたり、加熱してかさを減らすとよいでしょう。

また、野菜量を増やしても油脂や塩分の摂取量は増やさないよう、蒸す、茹でるといった調理法を取り入れたり、調味料の分量にも気をつけましょう。




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2011年08月17日

オリーブでパワーアップ 終わり

動脈硬化に関わる活性酸素。オリーブの成分で細胞を強化

体には、もともと活性酸素を無毒化する機能が備わっています。しかし、年齢とともに活性酸素に対抗する酵素が減ってしまうなどの要因により、体は様々なダメージを受けるようになります。

そのため、色々な病気を引き起こすようになります。動脈硬化もそのひとつです。

メタボリック症候群から動脈硬化へと進むときには、活性酸素が血管の表面細胞(内皮細胞)を傷つけ、内部にあるべき細胞を血管内で増殖させてしまいます。これが血流を妨げる危険な状態を招くことになります。

動脈硬化を防ぐ為には、活性酸素を抑える物質が必要になります。そこで、有効と考えられるのがヒドロキシチロソールです。

ヒドロキシチロソールは動脈硬化の原因になる細胞の増殖を抑えるとともに、傷ついた血管表面の細胞を治す力も持っています。

さらに、ヒドロキシチロソールは細胞に抗酸化能力を与えることができるといった優れた特性をもっています。

そのうえ継続的に摂取していれば、その力は蓄積されていきます。年をとって抗酸化能力が低くなっても、ヒドロキシチロソールで強化できるというわけです。

高齢になっても若々しい体を維持するには、抗酸化作用を補うものが必要になります。オリーブの成分は、それに一役買ってくれることでしょう。





2011年08月15日

オリーブでパワーアップ その3

オリーブの葉には強い抗酸化作用がある

オリーブの実や葉には、オレウロペイン、ヒドロキシチロソールといった成分が含まれています。オレウロペインは体の中でヒドロキシチロソールに変化する物質で、特に葉に多く含まれています。

ヒドロキシチロソールには強い抗酸化作用があり、抗炎症、動脈硬化抑制、血圧低下、あるいは卵巣機能や骨粗しょう症にも期待がもてることが動物実験でわかっています。

ところで、抗酸化作用とは、活性酸素を無毒化する働きをいいます。この無毒化する働きには大きく2つあり、抗酸化物質それ自身が酸化することで体の酸化を防ぐ働き(例えばビタミンE、Cなどの働き)と、もともと体の中にある抗酸化に働く酵素を出して無毒化したり、その酵素を増やしたりする働きがあります。

ヒドロキシチロソールは両方の働きをもっています。天然の成分でこの両方の作用が強いものが、機能性も高いようです。





2011年08月13日

オリーブでパワーアップ その2

オレイン酸以外にもあるオリーブオイルの有益な成分

私たちが普段の食事で口にする植物油のなかにはオレイン酸という脂肪酸が含まれています。このオレイン酸には、悪玉コレステロールを下げる一方で善玉コレステロールを増やしたり、血圧を下げたりするなど様々な効果が認められています。

なかでも、オリーブオイルのオレイン酸含有量は、他の植物油に比べるとずば抜けて多く、コーン油約30%、なたね油約50%に対し、オリーブオイルは約75%も含んでいます。

また、最近ではオリーブの実や葉に含まれるオレイン酸以外の成分にも注目が集まっています。