2009年09月19日

お腹からのSOSを見逃さないで

あなたのお腹は、どうですか? もう1週間も出てない〜。僕もお腹が張って苦しくて食欲も出ない! こんな時ありませんか?

「いつものことだから」「痛くないから大丈夫」と、そのままにしていませんか?

便秘はお腹が張るだけではなく、からだ全体にも悪影響を及ぼすことが少なくありません。

腹痛や腹部膨満、食欲低下、吐き気のほか頭痛や肌荒れさらに倦怠感、イライラ、集中力低下などの精神症状をも引き起こします。

便が体内に長時間とどまることで、腸内で腐敗が進み、有害な物質をつくり出します。

この毒素が腸壁から吸収され、血流にのって全身をめぐります。吹き出物や肌荒れの原因となったり、老化を早めたり、さらに免疫力も低下するため、細菌やウイルスなどの感染症にかかりやすくなります。慢性の人は、より重症化したり、長引いたりすることもあります。

しかし、必ずしも1日に1回排便があるから、同じ時間に便意をもよおすから、といって“快便”とはいえません。

便秘の人ほど、毎日毎日、「便は出たかな」「出ないどうしよう」「食事をとったのに出ない」−など、明けても暮れても便のことばかり考えて思い悩みがちですが、これは快便に逆効果です。

排便が1日に1回の人もいれば、1日おき、あるいは2、3日に1回の人もいます。それぞれ個人差があります。また、その時の腸の状態や食事の量、食事の内容も毎日そっくり同じというわけでもありません。

まずは自分の“快便”、つまり、自分のペースを知ることが大切です。理想的な排便は、直腸に便がたまり排便をもよおし、3分くらい力んでサッと出るような便、しっかり形があり少し柔らかな便と考えています。

便秘だからとすぐに下剤に頼るのではなく、まず次のポイントをチェックしてみてください。

 (1)規則正しい食生活

 (2)バランスよく食物繊維を食事に取り入れる

 (3)水分の摂取(1日1.5リットルを目安に)

 (4)運動の継続、できたら腹筋を鍛えられるような運動などを心がける

それでも改善しない人は、下剤などにお手伝いしていただくのもよいですが、まずは病院へ受診、先生に相談してみましょう。

便秘だから…と簡単に考えると、大腸がんやポリープなどの病気が隠れていることもあります。

体調に悪影響を及ぼす“便秘”をなくし、規則正しい生活、そして内面から健康なからだを手に入れましょう!




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