2011年12月01日

高齢者とアルコール依存症 その1

アルコール依存症には、中年の男性に多いイメージがありますが、最近は高齢者の割合が急激に高まっています。

60歳以上の患者さんを対象にアルコール依存症になった原因を調べたとこと、第1位は、「自由に使える時間が増えた」でした。

アルコール依存症は、お酒が好きで強い人ほどなりやすいものです。特に男性は、退職して自由に使える時間が増えたことで、大好きなお酒を朝や昼から飲むようになり、気付いたときにはアルコール依存症だったということがあります。


☆60歳以上のアルコール依存症の原因

・自由に使える時間が増えた・・・72.7%
・退職した・・・・・・・・・・・・・・・・56.2%
・眠れなくなった・・・・・・・・・・・・38.1%

このような状態に、お酒好きが加わって、アルコール依存症になったと考えられます。