2010年10月29日

わきがの仕組み

わきがの仕組みを知っておくということは、わきがと向き合っていく上ではとても大切なことです。

そもそも、わきがというのはなぜ起きるのでしょうか?

わきの下には、エクリン汗腺と呼ばれる汗腺と、アポクリン汗腺と呼ばれる汗腺が存在しています。わきがというのは汗腺から分泌されたり、雑菌によって皮脂が分解されるときに発生することが原因だといわれています。

エクリン汗腺というのは、自然に運動をした時などに出る汗で、こちらはにおいもありませんし、成分的には99%が水でできています。しかしわきがの原因になっている、アポクリン汗腺の方は、水で成分は水ではなくて脂肪やアンモニアといった成分から出来ています。これが細菌により分解されるとわきが特有のにおいが出てしまうわけです。

昔はわきがのにおいというのはフェロモンと同じで異性に魅力を与えるために利用されていたといわれていますが、現在はわきがはただの悪臭としてしか存在していないといってもいいのではないでしょうか。

エクリン汗腺とアポクリン汗腺から出た分泌液などが混ざり、それが雑菌によって分解されることにより、わきが特有のあの嫌なにおいが発生してしまうといわれています。わきがの仕組みを知っておくことは予防につながります。