2010年12月23日

アスタキサンチンの人間への効果 アンチエイジング編 4

アンチエイジングに対して大きな効果が期待できるアスタキサンチンですが、そのアスタキサンチンには活性酸素を消去するという効果も期待できます。

活性酸素というのは、わかりやすくいうと体内に摂取され、極めて強い酸性を持つようになった酸素です。

それなら、別に消去する必要もないのでは? と思われるかもしれません。実際、酸素というのは人間が生きる上で必要不可欠なものですし、体内で白血球を作り出し、ウイルスなどから身体を守ってくれる元となってくれます。

しかし、活性酸素になってしまうと、そのあまりの酸性の強さから、細胞を錆びさせてしまうという厄介なものとなってしまいます。

この活性酸素、実は人間の老化や病気の大きな原因と言われています。

つまり、アスタキサンチンの活性酸素除去という性質もまた、アンチエイジングに大きく役立つわけです。

活性酸素が及ぼす身体への悪影響はかなり大きいです。その最たる例が、老化と言えるでしょう。

人は通常、40歳あたりから老化が始まります。これは、細胞が酸化され、いわゆる錆びてきている状態になってくるからです。

錆びた鉄がその硬度を大きく落として朽ちていくように、細胞も錆びれば死んでいきます。細胞が壊死していけば、その分老化は早まってしまうという事になります。細胞が死ぬと、皮膚も弱ってきます。

張りはなくなり、シミができるようになってきます。そうなると、30代でも老化が進む、などということは普通に起こりえます。

一度死んだ細胞が生き返る事はありません。

この活性酸素というのは、非常に厄介な存在なのです。

アスタキサンチンは、それを除去してくれる非常にありがたい物質です。