2009年09月13日

「夜食べると太る」は本当だった

夜8時以降はごはんを食べないという人がいます。中にはまったく食べないという人もいるようです。夜遅くに食べると太る、と言われているからです。同じものを食べても、食べた時間によって体重の増え方が異なるというデータも出ています。「夜食べると太る」というのは、科学的にも本当のようです。

夜遅くに食べない方がいいと言われる理由はあります。

食べた後すぐに寝るとエネルギーが消費されないからです。食後2、3時間は起きているのが望ましいとされています。また、自律神経が肥満とも関係しています。自律神経には交感神経と副交感神経があり、寝ている間は副交感神経が活発になります。すると体は「お休みモード」に切り替わり、翌日に向けて脂肪をためこもうとします。夜間には食べた分は脂肪として蓄えられやすくなる、というわけです。

医学誌「obesity」のサイトに2009年9月に以下のようなデータが掲載されました。

米ノースウエスタン大学はマウスを使い、ダイエットに関する実験を行いました。マウスを飼育する部屋は1日の半分を明るくし、半分を暗くします。その上で明るい時間帯にだけごはんを食べるマウスと、暗い時間帯にだけ食べるマウスの2つのグループにわけて6週間飼育したところ、体重の増加に変化がりました。

明るい時間にごはんを食べたマウスは体重が20%増えたのに対し、暗い時間に食べたマウスは48%増えました。摂取したカロリーや運動量に差はなく、生物の体内に備わっている1日のリズム「サーカディアンリズム」が体重の増加に影響しているとみられています。


ということで、夜遅い時間でどか食いするのは避けましょう!!



ダイエットNAVI