2011年08月01日

補聴器を使用するまでの流れ その2

◆補聴器フィッティングの手順

最初に、聴力検査のデータを基に、片方の耳、あるいは両方の耳に補聴器を装用するのか、片方の耳に装用する場合は、左右のどちらの耳に装用するのかが決定されます。

次に補聴器を選択します。補聴器には、様々な種類と機能があるため、その中から自分に適したものを選びます。

補聴器が決まれば、話を聞き取れるように音の周波数を設定したり、使用時の不快感を減らすようにするなど、使う人に合わせて細かい調整が行なわれます。

調整が出来たら、その補聴器を1〜2週間程借りて、実際の生活の場で試聴して具合を確かめます。

試聴して問題があった場合は、再調整が行なわれます。調整完了後は、耳鼻咽喉科医がその評価を行い、適切と評価された場合に購入するという流れが一般的です。

購入後も、定期的に耳鼻咽喉科を受診して、聴力や補聴器の状態を調べることが大切です。