2011年08月15日

オリーブでパワーアップ その3

オリーブの葉には強い抗酸化作用がある

オリーブの実や葉には、オレウロペイン、ヒドロキシチロソールといった成分が含まれています。オレウロペインは体の中でヒドロキシチロソールに変化する物質で、特に葉に多く含まれています。

ヒドロキシチロソールには強い抗酸化作用があり、抗炎症、動脈硬化抑制、血圧低下、あるいは卵巣機能や骨粗しょう症にも期待がもてることが動物実験でわかっています。

ところで、抗酸化作用とは、活性酸素を無毒化する働きをいいます。この無毒化する働きには大きく2つあり、抗酸化物質それ自身が酸化することで体の酸化を防ぐ働き(例えばビタミンE、Cなどの働き)と、もともと体の中にある抗酸化に働く酵素を出して無毒化したり、その酵素を増やしたりする働きがあります。

ヒドロキシチロソールは両方の働きをもっています。天然の成分でこの両方の作用が強いものが、機能性も高いようです。