2012年03月15日
過敏性腸症候群 その14
◆便秘型の過敏性腸症候群の薬の使い方
基本となる薬はポリカルボフィルカルシウムですが、便秘型の患者さんは大抵、初診時には便通がなくて苦しい状態なので、まずは便を軟らかくする酸化マグネシウムや刺激性下剤のピコスルファートナトリウムなどを使って、きちんと排便のある状態を目指します。
お通じがあるようになったら、ピコスルファートナトリウムを徐々に減らして酸化マグネシウムだけにします。
ある程度落ち着いたら、ポリカルボフィルカルシウムだけに切り替えます。
薬の飲み方は、基本的には1日3回分を処方しますが、全ての患者さんが、処方した薬を全部飲む必要があるとは思っていません。
最初は1日3回から始めても、効果が出てきたら昼を省いて朝晩2回にし、それでも大丈夫なら朝だけ、あるいは夜だけにするなど、症状に応じて減らしてよいと伝えています。
それで、次の受診時までにどれだけ薬が必要だったかをみて、次の薬の処方を検討します。
規則的にお通じがあるようになれば、ピコスルファートナトリウムはお通じがない時だけ飲む頓薬とします。
基本となる薬はポリカルボフィルカルシウムですが、便秘型の患者さんは大抵、初診時には便通がなくて苦しい状態なので、まずは便を軟らかくする酸化マグネシウムや刺激性下剤のピコスルファートナトリウムなどを使って、きちんと排便のある状態を目指します。
お通じがあるようになったら、ピコスルファートナトリウムを徐々に減らして酸化マグネシウムだけにします。
ある程度落ち着いたら、ポリカルボフィルカルシウムだけに切り替えます。
薬の飲み方は、基本的には1日3回分を処方しますが、全ての患者さんが、処方した薬を全部飲む必要があるとは思っていません。
最初は1日3回から始めても、効果が出てきたら昼を省いて朝晩2回にし、それでも大丈夫なら朝だけ、あるいは夜だけにするなど、症状に応じて減らしてよいと伝えています。
それで、次の受診時までにどれだけ薬が必要だったかをみて、次の薬の処方を検討します。
規則的にお通じがあるようになれば、ピコスルファートナトリウムはお通じがない時だけ飲む頓薬とします。
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