2012年07月13日

禁煙にチャレンジ その4

禁煙の方法

離脱症状を軽減し、禁煙の継続に役立つのが、禁煙補助薬です。

禁煙補助薬には、口に含む「ニコチンガム(市販薬)」、貼り薬の「ニコチンパッチ(市販薬と処方薬)」、のみ薬の「バレニクリン(処方薬)」の3種類があります。

ニコチンガムとニコチンパッチには少量のニコチンが含まれていて、それを体内に入れることで、離脱症状と吸いたい気持を和らげます。

タバコを吸うと多量のニコチンが急激に体内に入りますが、これらの薬は、少量のニコチンが徐々に吸収されるので、ニコチン依存を助長することはありません。

また、タバコには多くの有害物質が含まれますが、これらの薬にはニコチン以外の有害物質は含まれていないので、タバコより安全性が高いといえます。

ただし、これらの薬を使いながら喫煙すると、ニコチンをとりすぎるため、薬の使用中は喫煙してはいけません。

バレニクリンは、「ニコチン受容体」に結合する薬です。ニコチンが受容体に結合するのを妨げると同時に、少量のドパミンを分泌させる為、離脱症状が起こりにくくなります。

のみ始めてから効果が出るまでには1週間ほど掛かります。その間は喫煙したくなるかもしれませんが、その後はタバコを吸っても
美味しく感じられなくなります。