2012年07月11日

禁煙にチャレンジ その3

◆ニコチン依存と離脱症状


○非喫煙者

脳では「アセチルコリン」「ドパミン」など、様々な神経伝達物質が分泌されています。非喫煙者では、アセチルコリンが受容体に結合することで、ドパミンが分泌されます。


○喫煙者

習慣的に喫煙するようになると、受容体が変性して「ニコチン受容体」となります。ニコチンがこの受容体と結合すると、ドパミンが過剰に分泌され、「気分がすっきりする」などの快感がもたらされます。

一方、アセチルコリンは、ニコチンの影響で、本来の働きが弱められてしまいます。

このような状態をニコチン依存といいます。


○離脱症状

禁煙してニコチンが供給されなくなると、「イライラする」「集中できない」「不安になる」「寂しい、むなしく感じる」「便秘になる」「眠くなる」など様々な症状が出てきます。