2009年12月12日

体温上げて免疫力UP

白血球には血液中の雑菌やウイルスを掃除する働きがあり、その活動に体温が大きくかかわっています。

『病気が治る温め方』などの著書があるイシハラクリニックの石原院長によると、「白血球は体温が低くなるほど弱くなり、免疫力が低下する。体温が1度下がると、免疫力が3割低下します」ということです。

新型インフルエンザが流行している今冬は例年以上に、冷え対策を考えたほうがよさそうです。

低体温の恐怖はそれだけではないようです。特に中高年世代が低体温に陥ると、免疫力の低下に動脈硬化のリスクが加わり、脳梗塞や心筋梗塞などを誘引。低体温の人の体内ではがん細胞も増殖しやすいそうです。温かい体温を保つことは、新型インフルエンザだけでなく、大病の原因を絶つことにもつながるということです。

石原院長は、腸の保温をポイントに挙げ、腹巻きの着用を勧めています。

「腸には、白血球の一種であるリンパ球が集まるパイエル板とよばれる器官があります。腹巻きで腸の温度を暖かく保つことで、このパイエル板の働きが保たれ、免疫力が上がります」

さらに、マフラーやストールも効果的。「首の付け根の近くには風門というツボがあり、外出時にはマフラーなどを着用、さらに就寝時にも、タオルをゆるく首まわりに巻くなどして、寝ることをおすすめします」

さらに、忘れてならないのがマスク。インフルエンザウイルスだけでなく冷たい外気を体に入れないというのも保温につながります。

体温上げて免疫力UP!!今年の冬も元気に乗り切りましょう!!


 男女兼用腹巻
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