2010年05月31日

低炭水化物ダイエットのデメリット

低炭水化物ダイエットは、糖質をカットして脂質や高たんぱく質中心の食生活にし、脂質分解に必要な栄養を多く摂取するダイエット法です。

低炭水化物ダイエットは、炭水化物を減らせば実行可能という単純なものでなく、おかずに工夫をするなど減らした炭水化物のフォローが必要です。

欠乏しがちな栄養素を、サプリメントで補給することも低炭水化物ダイエットでは大事です。低炭水化物ダイエットの欠点を把握し、補いながらダイエットをしましょう。

人間の体は、炭水化物からブドウ糖を作り出し、血球や脳、中枢神経系など生命活動に欠かせない部分にエネルギーとして送り込んでいます。

脳は、ブドウ糖を絶え間なく消費していますから、ブドウ糖が不足すると脳の働きがにぶくなってしまうのです。体内の糖質が一時的に遮断された場合、肝臓に存在するグリコーゲンからブドウ糖を作りますが、それも10時間程度しか保ちません。

最終的には、たんぱく質を筋肉から取り出しブドウ糖にして脳のエネルギーとします。肝臓での糖作りが繰り返されるようになると、肝臓に大きな負担がかかってしまいます。

糖質不足を補うため、体内の脂質をエネルギーにすることが低炭水化物ダイエットの特徴ともいえます。ただし、その場合は脂肪酸の処理を肝臓でする必要が出てきますので、脂肪酸から作り出されたケトン体が体を酸性にするという傾向が見られます。

酸性体質になると疲れやすく病気にかかりやすくなり、重篤な場合は昏睡状態になってしまいます。低炭水化物ダイエットは上手に活用できているうちはいいですが、間違うと体に重大な影響が出てしまいかねません。




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