2010年08月25日

アメリカでのサプリメント副作用事情

サプリメントの副作用は、アメリカでも無視できない状況のようです。サプリメントに、わかりやすい表示をつけて詳細なデータを求める動きもあるようです。

現時点では、日本ではサプリメントの販売に効能や効果の表示は制限されています。いずれにしてもアメリカでは、副作用問題が少なからず起きている様です。

FDAには、嘔吐・下痢・頭痛等副作用の報告が数多く寄せられているそうです。程度の酷いものでは死者が出たという報告もあり、サプリメントの摂りすぎや体質との相性による副作用が原因だと考えられています。

日本国内でも、エフェドラという中国のハーブの取り扱いが問題視されたことがあります。痩せたい人に効き目があるハーブとして、エフェドラは日本では薬扱いでしたが、アメリカではサプリメントとして広く販売され使われていました。

エフェドラは今では販売が認められていません。サプリメントは薬より副作用は起きにくいとされていますが、必ずしも万全とは言い切れません。正しい使い方、頻度や用量を守らない限り、後遺症や副作用のリスクがあります。

抵抗力が落ちている場合や調子が良くない時にサプリメントを摂取すると、副作用の可能性が高くなることもあります。サプリメントは、正しく使っている限りは健康増進や病気予防に効果的ですが、副作用を防ぐため、使い方を誤らないようにしましょう。