2011年04月13日

更年期の体の症状を引き起こす要因

エストロゲンの分泌量の減少が影響。更年期以降も疾患を起こす

更年期には、女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌量が急激に減少し、それが影響して体の症状が起こります。

エストロゲンの分泌量の減少は、更年期障害の原因になるだけでなく、更年期以降も、体に様々な影響を与えます。

例えば、「動脈硬化」などの原因となる脂質の異常や、骨量の低下とそれに伴う「骨粗しょう症」などが、更年期以降に起こってきます。これらの異常には、早い時期から症状として現れるものもあれば、少し遅い時期に現れるものもあります。

エストロゲンの分泌量の減少に加えて、更年期に起こる心の症状が影響して、体の症状が起こることもあります。