2011年04月21日

不妊症とは

結婚や出産をする年齢の上昇によって増えてきている

日本では、子供を望んでおり、性生活が2年以上あるにもかかわらず妊娠しない場合を「不妊症」といいます。

従来は、子供を望むカップルの約10組に1組が不妊症とされてきましたが、最近では7組に1組の割合に増えているとされています。不妊症のカップルが増えている理由の1つに、ライフスタイルの変化によって、女性の結婚や出産の年齢が上がっていることがあります。

女性の年齢が上がると妊娠が難しくなる原因には、年齢とともに卵子の数が減ってくることや、卵子に質的な変化が生じること、ホルモンの調節機能が低下することがあげられます。

また、年齢に伴って「子宮筋腫」「子宮頸がん」「卵巣腫瘍」などが発症しやすくなることも、妊娠、出産しにくい環境をつくるとされます。


◆“2年以上”を待たずに受診

最近は、「体外受精」などによって妊娠を望める場合が増えてきましたが、それでも女性が35歳を過ぎると、妊娠や出産ができる確率は急激に下がります。

また、流産や早産のリスクが高まったり、「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」を発症する確率も高くなり、母子の命にかかわることもあります。“不妊症かな”と思った場合は、“2年以上”を待たずに早めに産婦人科を受診しましょう。




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