2011年08月25日

カリフラワー その1

白く綺麗なつぼみが特徴

カリフラワーはブロッコリーと同様、キャベツから派生した野菜です。裏返して軸の切り口を見てみると、キャベツと似ていることがよく分かります。

カリフラワーはこんもりとした白い部分を食べますが、ここは頂花蕾と呼ばれる花の蕾が集まった部分です。花の蕾を食べるので、ブロッコリーとともに“花野菜”とも呼ばれています。

10月下旬〜3月いっぱいが旬ですが、なかでも11、12月は寒さにあたることで甘さが増し、最も味がよくなるシーズンです。

20〜30年前は、花蕾を白く育てる為に、ある程度成長したら周りの茎と葉ですっぽりと覆って、花蕾に太陽が当たらないようにしていましたが、最近は太陽に当ててもあまり色づかない品種が使われるようになりました。

せっかく白く育てた花蕾も、強く押されるとすぐに黄色っぽく変色したり、黒い斑点ができてしまいます。扱うときは軸の下のほうを持って、ぺティナイフを軸の間に差し込むようにしながら軸を切って小房にわけるとよいでしょう。