2011年06月09日

EPA製剤とはどんな薬? その7

EPA製剤の服用の仕方は?

Q:
EPA製剤は、通常1日に1800mg用います。高中性脂肪血症では、2700mgまでの増量も可能です。どのように服用するのでしょうか?

A:
1日3回、食事の直後に服用するのが基本とされています。最近の循環器病の薬は1日1回か2回の服用が一般的で、3回にするとのみ忘れやすいので、1日2回に分けて服用することが多くなっています。

空腹時に服用すると吸収が悪くなる為、食後になるべく早くのむことが大切です。やわらかいカプセルに入っていますが、噛まずに水で服用してください。


Q:
剤形にはいくつかの種類があるようですが、どのように使い分けられているのでしょう?

A:
最初に使われるようになったEPA製剤は細長い形のカプセルですが、その後、小さい球形の粒状になった軟カプセルが出て、高齢者の方はそのほうが飲み込みやすいという人が多いようです。