2011年07月07日

3種類のあぶらを意識しよう その3

◆魚類の油

魚類の油には、「EPA]や「DHA」などが含まれます。血液中の中性脂肪値を下げたり、「血栓(血液の塊)」ができて冠動脈疾患が起こるのを防ぐ働きがあるとされ、「不整脈」の予防効果も期待できます。

また、魚類の油が不足すると、「皮膚炎」が起こりやすくなります。

魚類の油は、不足気味の人が多いので、意識して摂取量を増やすようにしましょう。その際、魚類の油を逃さない調理法が重要です。

魚は、1日1尾ほど食べても問題なく、毎日食べるのが理想ですが、肉の栄養素も重要なので、バランスよくとりましょう。

ただし、病気などで食事制限があれば、医師の指示に従ってください。また、妊婦は、とりすぎるとよくない魚介類があるため(*)、色々な種類の魚を食べるようにしましょう。


(*):厚生労働省ホームページ「魚類に含まれる水銀について」を参照してください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/