2011年11月03日

体重減で膝の痛みを軽減 その2

◆体重が増えると膝の負担が増える

膝は体重を支えているところなので、日常の生活の中では絶えず負担がかかっています。

一般的に、平地を歩く場合、膝には体重の約3倍の負荷がかかっているといわれています。さらに、階段を下りるときは、体重のおよそ6〜8倍もの大きな負荷が膝にかかるとされています。

体重が増えると、膝にかかる負荷は増大する為、肥満のある人ほど膝の痛みが起こりやすくなります。特に、「BMI(目標は体重にあらず その3:◎ダイエットを始める必要のある目安を参照)」が25以上の女性は、BMIが23〜25程度の女性に比べて、3倍ほど変形性膝関節症を発症しやすいといわれます。

逆に言えば、体重を減らし、膝にかかる負担を軽くすることで、膝の痛みを軽減することが可能となります。