2011年12月13日

アルコール依存症の治療 その3

◆抗酒薬による薬物療法

断酒の為の補助として、「抗酒薬」という薬を使います。抗酒薬とは、服用中はお酒が飲めない人と同じような体質になる薬です。

この薬を服用中に飲酒をすると、「吐き気」などが起こって気分が悪くなる為、患者さんは飲酒をしたくなくなるのです。

断酒を続ける為に、多くの患者さんに抗酒薬の服用が勧められます。服用期間は6ヶ月から1年が目安です。