2011年12月15日

アルコール依存症の治療 おわり

◆心理社会的治療

心理社会的治療は、断酒への理解を深める為の大変重要な治療です。

具体的には、アルコール依存症について学ぶ「教育」、「個人カウンセリング」、「小グループによる集団カウンセリング」などが行なわれています。

最近。集団カウンセリングの方法として、思考や行動のパターンを見直し、修正する「認知行動療法」がよく行なわれています。また、自己の飲酒や断酒にまつわる様々な体験を語り合い、断酒に導く「自助グループ」への参加も勧められます。

これらによって、自分自身を見つめ直し、断酒の必要性も理解していきます。