2012年01月21日

がん予防最前線 その6

生活習慣とがん その1

◆喫煙

タバコの煙に含まれる60種類以上の発がん物質が血流を介して全身に運ばれる為、喫煙は多くのがんのリスクを高めます。

日本の研究・報告では、喫煙は、がん全体のリスクを上げるほか、肺がん、胃がん、食道がん、すい臓がん、子宮頸がんでは“確実に”、肝がんでは“ほぼ確実に”リスクを上げます。大腸がん、乳がんでもリスクを上げる“可能性がある”と評価されており、多くのがんとの関連が示されました。

国際的な調査では、ほかに口腔、咽頭、喉頭、尿路などのがんや骨髄性白血病のリスクも“確実に”上げるとされています。

禁煙は、がんのリスクを下げる為には非常に重要です。