2012年05月05日

暑さと不眠 その2

◆夏は深部体温が下がりにくい

夏に寝つきが悪くなるのは、深部体温が下がりにくくなるためです。

気温が高いと、手足の皮膚から体外へうまく熱が逃げていきません。そのために、眠気が起こる温度まで深部体温を下げることが難しく、なかなか寝付くことができないのです。

ちなみに、冬に寝つきが悪くなるのは、寒いと手足の抹消血管が収縮して熱の放散がうまく行えず、深部体温が下がりにくくなることが原因の一つです。