2010年07月03日
スポーツ常識のウソ(2)「急な柔軟体操はケガのもと」
前回は、「スポーツの最中に水分補給をしてはいけない」というのはウソということを書きましたが、今回は柔軟体操が健康にいいという常識を取り上げてみたいと思います。
中高年になると体が固くなり、前屈をしても床に手が届かなかったり、手が思うように回らないといった方が多くなります。
そうしたことから、体が固くならないように柔軟体操をはじめる中高年の方が少なくありませんが、怪我にだけは気をつけてほしいと思います。
日頃からほとんど体を動かしていない中高年の方がいきなり柔軟体操をはじめると、捻挫や肉離れといった怪我を起こす可能性が非常に高いからです。そうならないためには、あまり無理をしないで少しずつ固くなった体をほぐしていくことが大切です。
柔軟性とは、筋肉や関節といった運動装置の動き具合や動く範囲のことをいいます。体が固くなるのは、筋肉や関節などの運動装置がサビてしまった結果といえます。その証拠に、生まれたばかりの赤ちゃんの体が固いといった話は聞いたことがありません。
体の固さは、関節を取り囲む筋肉や腱が関係しています。前屈で腹筋が収縮して背筋が伸びることからわかるように、腹筋と背筋の強さとバランスが大切になります。普段からスポーツなどしなくても体が柔らかい方は、日ごろから筋肉や関節を動かしているからでしょう。
日常生活の中にも背伸びをしたり、かがんだりといった柔軟体操に負けない動きがいくらでもあります。体が固くなってしまった方は、いきなり柔軟体操をせず、まずは手はじめにストレッチングからはじめるといいでしょう。
ストレッチングで体がある程度まで柔らかくなれば、関節の可動範囲が広くなると同時に関節がよく動くようになります。その結果、筋肉の弾力性が高まり、怪我をする可能性も低くなります。
「健康には柔軟体操」でなく「急な柔軟体操は怪我のもと」というのが、スポーツ医学の正しい常識といえます。
中高年になると体が固くなり、前屈をしても床に手が届かなかったり、手が思うように回らないといった方が多くなります。
そうしたことから、体が固くならないように柔軟体操をはじめる中高年の方が少なくありませんが、怪我にだけは気をつけてほしいと思います。
日頃からほとんど体を動かしていない中高年の方がいきなり柔軟体操をはじめると、捻挫や肉離れといった怪我を起こす可能性が非常に高いからです。そうならないためには、あまり無理をしないで少しずつ固くなった体をほぐしていくことが大切です。
柔軟性とは、筋肉や関節といった運動装置の動き具合や動く範囲のことをいいます。体が固くなるのは、筋肉や関節などの運動装置がサビてしまった結果といえます。その証拠に、生まれたばかりの赤ちゃんの体が固いといった話は聞いたことがありません。
体の固さは、関節を取り囲む筋肉や腱が関係しています。前屈で腹筋が収縮して背筋が伸びることからわかるように、腹筋と背筋の強さとバランスが大切になります。普段からスポーツなどしなくても体が柔らかい方は、日ごろから筋肉や関節を動かしているからでしょう。
日常生活の中にも背伸びをしたり、かがんだりといった柔軟体操に負けない動きがいくらでもあります。体が固くなってしまった方は、いきなり柔軟体操をせず、まずは手はじめにストレッチングからはじめるといいでしょう。
ストレッチングで体がある程度まで柔らかくなれば、関節の可動範囲が広くなると同時に関節がよく動くようになります。その結果、筋肉の弾力性が高まり、怪我をする可能性も低くなります。
「健康には柔軟体操」でなく「急な柔軟体操は怪我のもと」というのが、スポーツ医学の正しい常識といえます。
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