2010年07月11日

健康に良い古代米

古代米は健康に役立つ食品として注目を集めています。古代米と総して呼ばれていますが、細かく分けるといくつかの種類に分かれます。

糠の部分に赤い色素を含む米が「赤米」と呼ばれ、紫黒の色素を含む米が「黒米」、緑の色素を含む米が「緑米」と呼ばれています。赤米や黒米にはタンニンやアントシアニンなどが含まれています。

古代米は収穫量が少なく、倒れやすいなどの欠点があり、今まではあまり栽培されていませんでした。しかし、古代米の持つ栄養価が注目を集めるようになり人気も上がってきたので、栽培面積を増やす農家も増えてきているようです。

古代米は実りの時期も遅く経営作物としては不向きとされていましたが、現在古代米の種は入手困難になるほどの人気を見せています。

白米以外のお米を食べたことのない人には、古代米は少し抵抗があるかもしれませんが、少量を白米に混ぜて食べると抵抗なく食べることが出来ると思います。

白米3合に対し赤米は大さじ5杯、紫黒米は大さじ1杯程度加えてみてください。白米を研いだ後に入れますが、古代米は洗わずにそのまま入れましょう。

古代米を入れるとほんのり赤く色づきます。栗ご飯などにして食べるのもお勧めです。味に慣れてきたら少しずつ量を増やしてみるのもいいでしょう。

最近ではパン屋さんなどでも赤米を利用するところが増えてきているようです。古代米は中国で祝いの米と言われているものです。ビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含みますので貧血やコレステロールが気になる人にはお勧めです。