2010年07月15日

紫黒米について

日本では島根県や静岡県で薬膳料理として食されていました。

古代米のひとつである紫黒米は中国で多く利用されていたお米ですが、病人などの栄養食品として昔から利用されていたようです。また、皇帝献上米として大切にされていました。

紫黒米は名前の通り、少し黒い色をしているのが特徴の古代米ですが、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれいて、日本でも栄養食品としての活用方法が注目されているお米です。

日本ではおはぎの基になったお米と考えられています。

紫黒米はミネラルも多く含まれていて、健康食品としておおいに活躍してくれる食品となっています。古代米は人間の体にとって大切な栄養素を多く含む大切なものとして、古くから大切に受け継がれてきたものなのです。


主成分

●タンパク質(老化を防ぎ、美肌効果。血液の浄化など)

●カルシウム(歯や骨を作る)

●マグネシウム(脳の活性化、心臓や筋肉の機能向上作用)

●ビタミンB(疲労回復や免疫力の向上作用)

●アントシアニン(視力の向上、活性酸素の抑制、高血圧の改善)

●食物繊維(便秘改善)