2010年07月25日

古代米の食べ方 その2

古代米のひとつである黒米は古くから中国で食されていましたが、滋養強壮に優れていて造血作用があるとも言われています。

明の時代から食されていたようですが、薬膳料理としても使われ不老長寿の米として多くの人に喜ばれていたようです。黒米は、皇帝の献上米にもなるほど栄養価が高く素晴らしいお米なのです。

また、黒米は「薬米」や「紫米」と呼ばれることもあるようです。玄米の果皮と種皮に黒紫色素が含まれているお米です。

黒米は、ビタミンやミネラルなど不足しがちな大切な栄養素が、白米よりもはるかに多く含まれていて、黒米を食べ続けていれば髪が黒くなると言われています。黒米は中国や日本などアジア圏で多く栽培されています。

黒米は、アントシアニン色素を含んでいますが、このアントシアニンは目に良いとされている成分で、ブルーベリーにも多く含まれている成分です。

視力の回復に役立ち目の疲れにも効果を発揮すると言われています。メラニン色素のコントロールもするので、肌トラブルに悩んでいる人にもお勧めです。高血圧の原因となる酵素の働きを邪魔するので、高血圧に悩んでいる人にもお勧めです。

古代米は大切な栄養素が多く含まれ、人間の健康維持に役立つ成分がとても多く含まれていますので、毎日の食生活を見直し古代米を食べるようにしてみてはいかがでしょう。

白米に少量混ぜて炊くだけでいいので、簡単に摂取することが出来ますが、お餅に混ぜたりお粥にしたり、お菓子やパンなどに利用しても美味しいですよ。お子様のおやつとしてお饅頭などを作ってあげるのもいいと思います。