2010年07月27日

古代米の特徴

古代米は古くから大切に栽培されてきましたが、あまり知られていないお米でした。栽培する農家も少なく一部の地方でのみ食されていたお米でもあります。

しかし最近では、栄養価が高く健康維持に効果的として多くの注目を集めるようになりました。小学校などでは昔ながらのお米を食そうと、学習の一貫として古代米を栽培するところもあるようです。

子供は、お米と聞くと白米しか知らない人が多いようですが、実際に栽培し白米との違いを目で見て学び舌で確かめることが出来るので、授業として古代米を栽培するのはとても良い事だと思います。

日本に古くから伝わる古代米を作ることにより、日本の歴史も学ぶことが出来るので、多くの学校で古代米を栽培してみてはと思います。

古代米は大きく分けると黒米と赤米とに分かれます。このふたつは聞いたことがあるという人もいるかもしれませんが、細かく分けるとピンと来ない人も多いのではないでしょうか。

古代米の種類は赤米・黒米・かおり米・緑米・清水もち・かんしょうよう米・黄金米・五国米などがあります。聞いたことがある、食べたことがあるという人は健康通と言えるかもしれません。

古代米は、稲が倒れやすいという特徴がありますが、とても生命力の強い米で、田に水を貯めたら後はほとんど世話をしなくても育ってくれます。

ただ、稲が倒れやすいので台風や強風などで稲が倒れたときには起こしてあげるという世話が必要となります。赤米とかおり米は草丈がそんなに伸びませんので、倒れる心配は少ないようです。かおり米は名前の通りかおりが良いお米で、清水もちは少し堅い食感が特徴です。