2011年02月23日

潰瘍性大腸炎・クローン病と上手に付合うには

治療や生活習慣の改善で寛解期を長く維持する

潰瘍性大腸炎もクローン病も、長期にわたって付合っていく病気です。

食事に関しては、活動期は「成分栄養剤」を摂取し、寛解期は脂質や刺激物を控えて良質なたんぱく質を中心とした食事をとるなど、腸への負担の少ない食生活にします。また、ストレスや睡眠不足も病状を悪化させることがあるため、注意が必要です。

規則正しい生活を心がけ、医師の指示通りに薬を飲むようにしましょう。

炎症が長く続くと、特に潰瘍性大腸炎ではがんが生じるリスクが高くなります。そのため、定期的に大腸の内視鏡検査を受けることが大切です。