2011年05月19日

エイズとは  終わり

◆HIV検査

次のような人は、感染の可能性があるので必ず検査を受けましょう。

☆コンドームを使わず不特定多数の相手と性行為をした
☆パートナーがHIV感染者
☆麻薬や覚醒剤の注射による使用


HIV検査は、保健所などで受けることができます。受ける時期は、感染が疑われる機会から、1〜3か月以降です。

HIV検査では、HIVの一部や、HIVを排除する為に体内でつくられる抗体の有無を調べます。検査には、次の2段階があり、採血の日から約2週間後に結果が出ます。


◎スクリーニング検査

「感染していない」ことを調べるのが検査の目的です。検査は採血して行なわれ、検査結果は、「陰性」または「陰性ではない」と出ます。

「陰性」の場合は、感染していないことがわかります。

「陰性ではない」という結果が出ても、感染していると確定したわけではなく、続いて確認検査が行なわれます。


◎確認検査

「感染している」ことを調べるのが目的の検査です。結果が「陽性」なら感染している、「陰性」なら感染していないと判断されます。


最近、施設によっては、スクリーニング検査の結果が短時間でわかる「即日検査」も行なわれています。この場合、結果が「陰性」であれば、その日に検査は終了し、「陰性ではない」ときは、確認検査が行なわれ、後日の判定となります。



※補足

・HIV検査を受ける時期について

保健所では、感染が疑われる機会の3か月以降に検査を受けることを勧めています。最近では、施設によってそれより早い時期に調べられることもあるので、まずは保健所などに相談しましょう。


・HIV検査ができる施設

■保健所、自治体が設けた検査相談所

 匿名、無料で検査できます。

■医療機関

5,000円程度の自己負担が必要となります。

下記「HIV検査・相談マップ」のホームページで、検査を受けられる施設を検索することができます。

「HIV検査・相談マップ」へのリンク

日時や予約については事前に問い合わせが必要です。