2011年05月21日
HIVの治療 その1
複数の抗HIV薬を組み合わせて治療する
◆多剤併用療法
健康な人では、血液1μl(マイクロリットル)中に免疫細胞(CD4陽性細胞)が、約1000個あります。
HIVに感染していることがわかった場合には、定期的にCD4陽性細胞の数を調べ、350個未満になったところで治療を開始します。
治療には、HIVの増殖を抑える「抗HIV薬」が使われます。抗HIV薬は、HIVの増殖過程のどの段階で働くかによって4つのタイプに分けられます。
治療は、それらの働きの異なる抗HIV薬を複数組み合わせて行なわれます。これを「多剤併用療法」といい、「HAART(ハート)療法」(*1)と呼ばれることもあります。
以前の多剤併用療法では、20錠近い抗HIV薬を1日3回以上に分けて服用していました。
最近では、合剤が使われるようになり、薬の組み合わせによっては1日1回2錠の服用で済むようになっています。
今後さらに合剤化が進み、近い将来、3種類の合剤が開発されるものと思われます。そうなると、1日1回1錠を服用すればよい場合も出てきて、薬はより服用しやすくなるといえます。
(*1):「Highiy Active Anti-Retroviral Therapy」の略。
◆多剤併用療法
健康な人では、血液1μl(マイクロリットル)中に免疫細胞(CD4陽性細胞)が、約1000個あります。
HIVに感染していることがわかった場合には、定期的にCD4陽性細胞の数を調べ、350個未満になったところで治療を開始します。
治療には、HIVの増殖を抑える「抗HIV薬」が使われます。抗HIV薬は、HIVの増殖過程のどの段階で働くかによって4つのタイプに分けられます。
治療は、それらの働きの異なる抗HIV薬を複数組み合わせて行なわれます。これを「多剤併用療法」といい、「HAART(ハート)療法」(*1)と呼ばれることもあります。
以前の多剤併用療法では、20錠近い抗HIV薬を1日3回以上に分けて服用していました。
最近では、合剤が使われるようになり、薬の組み合わせによっては1日1回2錠の服用で済むようになっています。
今後さらに合剤化が進み、近い将来、3種類の合剤が開発されるものと思われます。そうなると、1日1回1錠を服用すればよい場合も出てきて、薬はより服用しやすくなるといえます。
(*1):「Highiy Active Anti-Retroviral Therapy」の略。
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