2011年05月23日

HIVの治療 その2

◆副作用

抗HIV薬では、次のような副作用が起こることがあります。


◎服用後すぐに現れるもの

「むかつき」「下痢」などの消化器症状があります。以前の薬では強く起こることが多かったのですが、最近の薬ではかなり軽減されています。


◎長期使用で起こるもの

長く使い続けると、血液中の脂質が多くなりすぎる「高脂血症(脂質異常症)」などが起こりやすくなります。

高脂血症が起きた場合には、脂質を減らす薬を併用することなどで対応します。