2011年06月03日

EPA製剤とはどんな薬? その4

EPA製剤にはどんな副作用がある?

Q:
EPA製剤は副作用が少ないと言われていますが、何かが起こることもあるのでしょうか?

A:
抗血小板作用があるため、出血しやすくなる傾向には注意が必要です。血栓ができるのを強力に抑えるワルファリンカリウムやアスピリンなどとは違って、それほど作用は強くありませんが、出血しやすい人では出血性の副作用の可能性があることは知っておいてください。


Q:
頻度の高い副作用としては?

A:
実際に比較的よくみられるのは、吐き気、下痢、胃の不快感などの胃腸障害と、発疹やかゆみなどの皮膚の異常があります。いずれも大抵は軽度なものです。